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  • 鋳造部門 キューポラ溶解・鋳造部門のこだわり・主要設備

最大20t長さ10m
超大型鋳造

なぜキューポラ溶解にこだわるのか?

  • 常識を打ち破る特殊工法
  • 日本有数の大型鋳物製造
なぜキューポラ溶解にこだわるのか?

工作機械に極めて向いているため

工作機械に使用する鋳物にとって重要なのは抗張力より抗折力です。鋳物は成分より組織が大切になってきます。キューポラは1600℃程度の還元性雰囲気の中で溶解され、黒鉛が無方向性に細長く伸びることで電気炉溶解の鋳物と比べて、抗折加重(たわみ)が30%以上大きい強靭鋳鉄を生み出します。

肉厚感受性が少ないため、切削性に優れていて工作機械・産業機械向け鋳物に適しています。削りやすいが硬く、硬いが削りやすい鋳物なので機械加工・キサゲ作業がやりやすいです。焼入れ性に優れており、焼入れ後の研磨面が電気炉の鋳物と比べて大きな黒鉛が点在しないので、きれいに仕上がります。

興和は、やさしさと強靭性が備わったキューポラ溶解の美しい鋳物を作り続けます。

1内部欠陥(ざく巣)を出さない特殊工法

内部欠陥(ざく巣)のない製品を造るため日々研究開発し、今までの鋳造の常識を打ち破りました。今まで数個にひとつは内部欠陥が出るのが当たり前といわれていた(油圧部品冶具・タレットヘッド・テーブル)を、独自の特殊工法で不良率を限りなくゼロに近づけました。

2最大20t 長さ10m 超大型鋳物製造

鋳物は古いものと新しいものの組み合わせです。
大型の鋳物になればなるほど「そり・ねじれ・ひずみ」が発生しやすく、作業者の長い経験と細やかな注意が必要となってきます。

セラミックサンドを採用し、独自開発を行ってきた技術で製造しており、製品の鋳肌は美しく寸法精度も優れています。超大型鋳物に対応するために、総敷地面積24,783m2という広大な敷地と、より良い製品を造るために繰り返してきた設備投資によって実現しています。

ユーザーの木型を大切に保管しています

  • リフト付クレーン

  • 無人木型搬送台車付き3,300m2大型木型倉庫

主要設備

機械名 説明 メーカー
半熱風キューポラ 8~10t/h ナニワ炉機
パラマウントミキサー 50t・30t・20t・10t 太洋鋳機
クレーン 20t・15t・10t・5t 日本ホイスト 他
自硬性回収ライン 10t/h 新東工業
注湯管理機 一式 -
窒素分析装置 - 堀場製作所

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